私のこれまでと今
Yoshi's Biography

   ○ストレングスでもコンディショニングでもその目的は次の2つでしょう!
        

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ケガの予防 と パフォーマンスの向上
             
(よく言われていることですが)

A. ケガの予防

(主に)アスリートが避けられるケガをできるだけしない体作りをするべく(言い方が回りくどくてすみません
⇒ホント文才ないです)、自分が気をつけていることは・・・
      
      
1.そのスポーツでケガをしやすい部分をしっかりと鍛える
        (例:フットボールであれば頸部、 肩周辺等、サッカーであれば足関節、膝関節等)

      2.表側と裏側で拮抗する筋肉(例:大腿四頭筋とハムストリングス等)をバランス
        よく鍛える⇒表側と裏側でバランスの悪い筋力を作らない
        (世界のトップアスリートたちって、大腿四頭筋とハムの筋力バランスがほとんど
        1:1に近いって言われてるんですよ)

      3.アスリートにとってリスクのあるトレーニングをしないよう心がける
        ⇒ケガをしにくい体作りが目的なのに、トレーニングでケガしてたら本末転倒?

☆言い足りないので(文才ないくせに言いたがり!)
 
1に関して言えば、そのスポーツに対してケガを出来るだけ少なくさせるようなトレーニング
を徹底的に指導します。例えばフットボール。大きな選手がすごいスピードとクイックネスを
使って当たりあう正にCollision Sportsの代表であるこのスポーツで一番怖いケガは頸部
の損傷。続いて足関節、膝関節、腰部、肩周辺といった感じに続くのですが、まずはこう
したケガの起こりやすい筋肉を集中力、エネルギーが最もあるトレーニングの最初の部分
で鍛えるようにしてます(詳しい方法については別枠で紹介します)。実際、私が4年にわ
たって修行をしたトリド大学のウェイトルームでも、フットボール部に関しては、まず首と僧
帽筋のトレーニングを行ってました。それを完了しない限り先には進ませてくれない、ってい
うルールまであったくらいです。

   
 
2に関しては、表側、裏側の拮抗する筋肉をバランスよく鍛えることで、
@Strain等のケガを軽減させる、Aパフォーマンスのスピード、正確性を
向上させる為の下地をつくる、Bストレングストレーニングによる動きの硬さを
作るといったマイナスな影響を避ける等の効果があると言われてます。また、
からだは筋肉のバランスが悪くなってケガをすることを避けるため、片側が
無茶苦茶に強くなってくると、その裏側にある筋肉が無謀に伸ばされてケガを
することを嫌がり制御する機能があります。その結果、表を鍛え続けても
ある一定のところからは大きくならないようになってます。というわけで、筋肉を
強く、大きくしていきたいのなら、両方を満遍なく鍛えることがお勧めです。


 
3に関しては、ケガを予防するために行うトレーニングなんだから、
トレーニングの最中にケガをするなんて 本末転倒、言語道断、って
ことで、プログラムを指導するときには、安全性に最も重点をおいて
やってます(当たり前のことですが)。だから、たとえ素晴らしいトレーニングであっても、もしそれがアスリートに対して安全性を損なうリスクのあるトレーニングなら、自分は基本的にやらないし、アスリートにも勧めません。


B. パフォーマンスの向上

 
頭のてっぺんから足のつま先まで表、裏に関わらず万遍にバランスよくトレーニングしていきながら、私が次に心がけることは、パフォーマンスを向上させるための体作りです。ケガの予防にも関わってきますが、弱い部分は時にはトレーニングボリュームを増やして鍛えないといけないかもしれませんし(複数のセット等)、そのスポーツでよく使われる筋肉はやはりExtra Workが必要になってくるでしょう。

 また、素晴らしい筋肉、筋力があっても、それを機能的に使いこなせなければ意味がありません。Neuromuscular Function(筋神経的機能)の向上もストレングス&コンディショニングの大事な役割です。自分が持っている筋肉を最大限に有効活用するためには、様々なトレーニングをして、いろんな形で刺激を入れ、そうした部分の向上を計る、というのが私の哲学です。昔からあるタイヤ引きやタイヤ押し、車押し等の泥臭いトレーニングも有効的でしょうし、スキルのある人には、Olympic Lift(クリーンやジャーク等)も効果的であるかもしれません。

   
   
*『パフォーマンスの向上』に関しては言い出すとまた長くなっちゃうので、
    勝手ながら別枠で述べることとします。ご了承ください・・・。


☆最後に一言(長すぎですみません)・・・大事なのはどっち???
 
『どっちが大事なの?』と聞かれれば、私的にはケガの予防!って答えます。『パフォーマンスの向上は二の次』ってわけじゃないし、同じくらい大事な目的の1つだけど、ケガしちゃったら終わりじゃん、って思うんですよね。いくら良いトレーニングしてたって、いくら良い練習したって、けがしちゃったら動けない(動けたとしても満足には出来ない・・・と思う)。動かさないからそれまでの筋力やトレーニングを通して養った能力だって、たとえ失われないとしてもやっぱり多少なりとも落ちちゃうと思うんです。それって限られた時間の中で勝負していかなくてはならないアスリートにはすごく無駄なことになってしまうと思うんです。実際、(ケガなんかの理由で)1ヶ月くらい筋トレできないと、結構それまで蓄えてきたものって失われちゃうもんです(特にアスリートはね)。まぁ、もちろん、それまでの経験や個人が作り上げてきた歴史ってものがあるんで、もちろん再開すれば結構すんなり戻ることも多いんですけどね。少々横道にそれましたが、そういうわけで、自分が指導をさせてもらう時にはどんな人であれ、どんな状況、また条件であれ、ストレングストレーニング&コンディショニングはまず第1にケガを予防するため、っていう目的に必ず照らし合わせてすべてを構成するようにしてます。


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